和海悠の『Passing through a Tunnel』〜方向性模索中〜

和海悠(かずみゆう)の好きな音楽、創作、IT、最近の興味と自分の気づいたことをダダ漏れに発信中。

Web作詞集:Shadow Sky

不安定な自分。底に潜む確かなもの。

  1. Shadow Sky[Interlude] 
  2. 名無し城 
  3. 無理想希望 
  4. 悲愴救済
  5. 後ろ影 
  6. 昨日に埋もれて 
  7. 生き場
  8. Shallow Sea[Introlude] 
  9. 感動宣誓

1.Shadow Sky[Interlude]

裸足になった
砂浜に 足を埋(うず)めて
案山子になった
海の方 心飛ばして

曇り空に
吊るされた雨粒 ひとつ

形になった
砂山に 蹴りを加えて
魂鳴った
風の方 叫び流れず

かなり無理な
体勢の私が ひとり

2.名無し城

両目を瞑って 裸足のまま
僕は歩いてた
自然と理想に たどり着くと
勘違いしてた

後ろから人に 抜かされてると
感覚で解るけど
押されるほどに 混んでないから
ゆっくりと進むだけ

目を閉じて創る白に 描き続けた
名前も知らない城を 描き続けた


どこまで続くか 興味はある
だけど見られない
果てない道だと 解ったなら
歩くのを止める

そのうちに僕が ぶつかる場所が
日常の世界なら
その中で僕が 生きていかなきゃ
ならないと仮定して

固まって浮かぶ白に 描くのだろう
名前も知らない城を 描くのだろう

この道の上で 歩くだけ歩き
人生が終わってく
辿りつくために 歩いたなら
報われてくだろうに

目を閉じて創る白に 描くだけでは
名前も知らない城を 描くだけでは

僕の指先で何も 描けていない
僕の目の先に何も 描けていない

3.無理想希望

新しい歌を見つけて 新しい服に着替えて
頭から足の先まで 身体中創り変えて

その先に見えた中には 夢の国なんかなかった

売り込みの競争で 勝つことによって
モノクロの街並に 適応ができた
走ること止めたなら 座り込むなんて
カラフルな世界など 忘れようとしてた


ただ独り思考深めて ただ独り生きていたのに
他人からタダで貰える 期待など捨てさったのに

一度だけ言い訳したら 戻れなくなってしまった

差し障り無いように 表面の上は
抵抗の様子など 見せないと決めた
それなのに夢の国 求めてるなんて
いつの間にこんなにも 不器用になった

売り込みの競争で 勝つことによって
モノクロの街並に 適応ができた
走ること止めたなら 座り込むなんて
カラフルな世界観 忘れようとしてた

差し障り無いように 表面の上は
抵抗の様子など 見せないと決めた
それなのに夢の国 求めてるなんて
いつの間にこんなにも 不器用になった

 形の無い 理想に縋り 目隠ししても
 見間違いの 不安がすぐに 襲ってくるから
 甘い夢は 見せないでいて すぐ消し去って

4.悲愴救済

暗闇を ずっと抱きしめていた
身体ごと 離さずに きつくきつく
冷たくて 少し汚れていて
一時も 離れずに馴染んでいた

宇宙(そら)高く 僕は小さく
いつしか抱かれてたみたい

心のテーピング 苦しくって
息する事さえも できないまま
涙が声となり 溢れることもなくて
心が潰れた 音立てていた

 

羽ばたきを まだ止められなくって
無い力 振り絞り 腕振ってた
でもそれが 逆に僕の力を
奪っては 心を蝕んでいた

何者か 腕を掴んだ
動けないように縛った

心のテーピング 更に締めて
自由に生きられなくなったから
無理して無理をして 金網を創り上げ
僕自体 潰した...

 

きっとそう ここは狭間だ
どっちが楽な方だろう

心のテーピング 毟り取って
くっきり残ってる 痕をなぞる
涙が声となり 溢れて止まらなくて…

心のテーピング 苦しくって
息する事だけに 必死だった
解き放した後に 金網の向こうでは
心の潰れる 音が止まった

5.後ろ影

あの影が私の 全てであって
制御できなくて
あの影で貴方が 解らなくなって
馬鹿だったと

そう 今なら 認められる

貴方の顔が 霞んでいるの
好きだったのに 思い出せない

 

何故いつも私は 揺れに弱くて
心奪われて
何故いつも貴方が 消えてしまって
後悔する

まだ 今でも 続く気持ち

貴方が何処に いたっていいの
輪郭だけを なぞっていたい


貴方の顔や 貴方の声や
そんなことより 大切なもの

貴方が何処に いたっていいの
輪郭だけを なぞっていたい

 理由は 解らないけれど
 貴方を 手放してしまった
 理由は 解らないけれど
 後悔 貴方との別れを

6.昨日に埋もれて

明日を殺し 昨日に埋もれて 僕は君を掴んだ
あの時この位 泣いて叫んで 引き止めていたらよかった


天気予報を 裏切った空と
君の笑顔が 重なって見える

部屋に散らばる 君の残骸に
僕の唇 押し当てた

明日を殺し 昨日に埋もれて 僕は君を創った
出て行くその時の 背中だけしか 僕は創れなかった
明日を殺し 昨日に埋もれて 僕は君を掴んだ
あの時この位 泣いて叫んで 引き止めていたらよかった

 

僕を癒した 君だって同じ
傷を創って 旅立っていった

慣れてない分 僕の痛さより
君の痛さが 勝るかな

明日を殺し 昨日に埋もれて 僕は君を夢見た
心配する度に 馬鹿らしくなって 僕は夢を消してた
明日を殺し 昨日に埋もれて 僕は君を掴んだ
別れる時までに こんな気持ちに 気づいたらきっと違った


明日を殺し 昨日に埋もれて 僕は君を創った
出て行くその時の 背中だけしか 僕は創れなかった
明日を殺し 昨日に埋もれて 僕は君を掴んだ
あの時この位 泣いて叫んで 引き止めていたらよかった

何をしてでも 引き止めていたらよかった

7.生き場

夏の氷 花瓶の華
机の上 揺れるビー玉

しがみついて よりかかって
そうじゃないと 崩れる

夢を背負い 愛を求め
添え木になる 人を信じた

行き場を探して 貴方の腕に巣を作り
鳴き場を求めて 貴方の耳に居座った

 

樹の海 砂漠の波
寝転がると 甘い綿菓子

手を伸ばして もてあそんで
落ちるとこで 目覚める

ヤけた頬に 垂れ下がった
涙溶けて 影を残した

流れに乗れずに 貴方の創る籠の中
偽りに溺れ 貴方の胸に縛られた

 

生き場を探して 貴方の腕に巣を作り
無き場を求めて 貴方の耳に居座った

騙される方に 理由があると知っている
けれども恨んだ 私の胸を剥ぎ取ったから

8.Shallow Sea[Interlude]

漆黒に 浮かぶ波
ぼんやりと 見える島
漆黒に 浮かぶ月
照らし出す 名無し島

あの向こう
岸が在る

漆黒に 沈まない
滑り飛ぶ 渡り鳥

この下も
岸が在る

9.感動宣誓

私の 空に雲
形は 歪

雫が 落ちる先
貴方
落ちていくばかり 不平等

頭から 足裏へ 集中的に
雲を散らすわ
両胸も 唇も 貴方の為に
歌い叫ぶわ

私に 潤いを


私の 雲の上
陽射しが 焼いた

晴天 影が揺れ

言い訳の術は 不干渉

複雑な ステップで 貴方踏んで
宥めさせるわ
背伸ばしも 腰揺れも 貴方の為
踊り狂うわ

貴方に 焦げ付きを

 

頭から 足裏へ 集中的に
雲を散らすわ 
複雑な ステップで 貴方踏んで
宥めさせるわ
虹出たら 私達 笑いながら
走り渡るわ
そうしたら 頭から 脚先まで 
一つになれる

二人に 感動を

Secret track:Cryin' Pain

どれでも 満たせないと
それだけ 解ったから
なんにも 欲しくないと
笑っていた

それでも ここにいたら
どこにも 行けなくって
一つを 欲しがったら
全部欲しくなった

生まれてきたのが
罪の始まりと
悟ってしまった
気付いてしまった

遠くからなら 幸せそうだろうけど
近くからなら きっと解ってくれただろう
「自分の頃は」 なんて言葉要らなくて
「よくやったね」 って言って欲しかった


理想は 高くなって
ハードル きつくなって
それでも 大丈夫と
笑っていた

周りの 顔色見て
自分の 気持ち変えて
唇 嘘を吐いて
楽しい人のフリ

誰に対しても
本音は言えずに
存在していた
呼吸をしていた

季節と共に 時の早さ気付きだし
季節と共に 今に焦りを感じだした
独りで歩く 道は既に見えていて
だから重荷は あの時取りたかった 


期待をしていた
いつの日にか僕
自分の力で
歩き出せるはずだと

夢を見ている 余裕から失いだし
今を見られる 強さも持ち合わせてなくて
いつも通りに 動き出したすぐ後に
後悔をして 明日を迎えている

 生まれてこなかったら
 生まれてこなかったら
 期待も失望も後悔も
 感じなくてよかったのに