読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

和海悠の『Passing through a Tunnel』〜方向性模索中〜

和海悠(かずみゆう)の好きな音楽、創作、IT、最近の興味と自分の気づいたことをダダ漏れに発信中。

ドラマ「ストロベリーナイト」:正義とは何か?生きるとは何か?仲間とは何か?問いかけてくる。

遅ればせながら、「ストロベリーナイト」にはまる。

誉田哲也さんの原作も好きだったけれど、ここ数日はレンタルで追いかけていたドラマ「ストロベリーナイト」。映画の原作→映画→パイロット版→連ドラとレンタルして、今朝5時置きで3話連続見て、で、見終わりました。

当時、パイロット版を見のがして、第1話の伏線が回収できずに断念したけれど、これはもっと早く観るべきだったか、いや、今見たことが正解だったか。

ついこの間、ある人から「今のままでは、どこに行っても何をしても、どんなに努力をしても幸せにはなれない」と言われていたのです。言われた時には頭では理解できても、心では理解できなかったというか、納得しづらい面が自分の中で大きくて。それこそずっと深い奥底で悩んでいた部分でもあり、つい反論してしまいました。

このドラマでも、まさに主人公たちが過去の痛みや悲しみと向き合いながら犯罪者と対峙していて、事件関係者にも同様の痛みや悲しみがあって、ただ歩き方が少し違っただけで転がる方向はまったくの別物で。その部分と自分とがついシンクロしてしまい、朝っぱらから目を腫らすことになったわけでした。以下、続きでひとつずつ紹介していきます。

前編となる「ストロベリーナイト」2時間版。
〜主人公の正義感を理解するのに必須。〜

これを観ないと、ストロベリーナイトのドラマ、映画の伏線は全く回収されないどころか、竹内結子の不覚に眠る深層心理にも辿り着けない。絶対観るべき。今作だけでも完結するくらい、重くて深い。生きる意味を考えさせられる。 

ストロベリーナイト DVD

ストロベリーナイト DVD

 

連続ドラマ版「ストロベリーナイト
〜うまく犯罪者と刑事の人間心理面を掘り下げた快作〜 

シンメトリーは単発として、その後は連続もので、うまくDVDも分かれてて待ち遠しくて入れ替えて一気に観た。右では殴らない、のようなタンカきる竹内結子のカッコよさはこれまでになかったし、傷ついた竹内結子を癒す菊田さんのカッコよさは相変わらず。
しょうもない犯罪者に鉄槌をくだすだけでなく、そこにある背景をおって、犯罪者とも思える勘を働かせる姫川、そしてそれを支援するチームがいい。そして、小出くんのエピソードも印象的。彼の変化も見どころ。

そして、何よりもラスト3話の「ソウルケイジ」は見もの。特に、守りたい人がいる人間にとって、自分がどこまでその人のためにできるのか、考えさせられる。

映画版「ストロベリーナイトインビジブルレイン〜」
〜姫川班最後の事件は愛と信頼の物語〜 

スリリングなストーリーと姫川さんの凛とした佇まいだけで充分素晴らしい。姫川最期の事件に相応しい。みんなかっこよすぎる。ちゃんとドラマありきの映画で、変に変わってなくて良かった。ラストのせつなさも好き。まぁ、映画でなく、2時間ドラマにしても良かったんじゃないかとは思うけれど。

傷ついた心、それを他人が理解することはできても、実際に体験してみないと相手の心には届かない。そして、同じような傷を持った人同士で手を伸ばしてしまった。それが対立するもの同士であっても、惹かれてしまったら、どうするか。姫川はどうしたのか。是非見てほしい。

映画版の後日談だったり、それぞれの過去だったり。

おまけ、なんだけど、菊田のこれまでや姫川の今後やらが知れて良かったなぁ。何よりガンテツの事件、怖すぎるものの、ガンテツの実は、な部分が出てて。これで終わるのももったいない気がするが、これで終わる方がキレイなのかも。