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和海悠の『Passing through a Tunnel』〜方向性模索中〜

和海悠(かずみゆう)の好きな音楽、創作、IT、最近の興味と自分の気づいたことをダダ漏れに発信中。

ドラマ「専業主婦探偵」:現実を見つめる強さとは、人を信じる強さでもある。

03ドラマ/映画

落ち込んだ時に観たくなる。

日常がうまくいかなかったり、誰かと争ったり、なんとなく塞ぎこんだり。そんなときに、「これがあれば大丈夫」と思えるものがあればいいなぁと思いませんか?それがたとえば音楽でも、人でも、なんでもよくて。今回は、それがたまたまドラマだっただけのこと。

 

金曜ドラマ「専業主婦探偵〜私はシャドウ」|TBSテレビ

この作品の魅力

あらすじは、Amazonより引用しますね。

専業主婦・浅葱芹菜(深田恭子)は、エリートサラリーマンの夫・武文(藤木直人)を猛烈に愛している。
しかし、気づくと夫は以前と同じように自分を見てくれない。度を越した芹菜の愛情を避けるようになっていたのだ。
さらに武文は、美しく妖艶な上司・新山千早(石田ゆり子)に関係を迫られていた。千早は芹菜とは正反対な大人の女。
そんなある日、芹菜はふとしたことで探偵・陣内(桐谷健太)に写真を撮られ、ゆすられる。夫に写真を見られたくない芹菜は、陣内の探偵事務所でアシスタントとして働くことに。
尾行、調査、護身術、変装など、一から教え込まれているうちに、ドジでのろまな芹菜に少しずつ変化が起きる。
さらに陣内の仲間で理容師の十島(古田新太)によって謎の美女に変身した芹菜は、外見的にも別人になって生き生きと働くようになる―。

「いつまでも情けない自分に満足するな」と陣内に言われているうち、芹菜は内面も外見も大きく変わっていくのだが…。

なんといっても、この作品の魅力は深田恭子演じる芹菜の成長ですね。最初はまったく愛されていなくて、夢見心地で、非現実的で、ただただ一途なだけがとりえの重たい女で、自分でもそれについて深く考えていなかったのが、藤木直人演じるフミくんの浮気疑惑で嫌でも現実を突きつけられて、それに逃げずに立ち向かううちに強くなっていくというか、もともとの強さが発揮されていくというか。

全体的にコメディタッチで、かつリズムがいいのでスピードアップして流し見しても十分に内容がわかるし、何より、解りやすい。すぅーっと心に入ってくる気がするのは、芹菜と自分とを重ねてしまうからかもしれない。

そして、その言葉が人の人生を変えていく。探偵の陣内でさえも。

僕が一番好きなのは、第8話くらいで、芹菜が家を出ていくシーン。

何もできなかった、ただフミくんのことだけを考えていた芹菜が自分で見つけた現実を見つめて、芹菜なりに考えて、ひとつの結論を出すシーン。陣内とのやりとり。フミくんの慌てっぷり。理解できないだろうなー男には。って僕も男だけど。笑

専業主婦探偵~私はシャドウ DVD-BOX

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芹菜が羨ましい。

自分が厳しい現実を突きつけられている時、現実逃避でこの作品を観て、その後に現実をしっかり観なさいと諭してくれる。人生、悪いもんじゃないよねって思えてくるし、ささいな「できた」ことを芹菜みたいに喜んだり、誰かのことを本気で想ったりしたくなる。

最初の深キョンのブリッコに負けてはいけません。あれは完全に後々の伏線になっているので、耐えてください!そして、まだ観ぬその先を!!