読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

和海悠の『Passing through a Tunnel』〜方向性模索中〜

和海悠(かずみゆう)の好きな音楽、創作、IT、最近の興味と自分の気づいたことをダダ漏れに発信中。

アイドルの卒業ソングとは?〜「道重さゆみ」と「前田敦子」を比較して〜

ついにこのときがやってきてしまった!

アイドルにとってグループ卒業とは、ある一定の年齢を経つとやむを得ないものとなる。そして、大人数のグループになればなるほど、次世代に道を譲り、グループとしてもさらなる発展を祈るものでもあり、自分の夢に向かって飛躍する場でもある。

今回、モーニング娘。の最盛期〜プラチナ期〜ウルトラ期を経て、ついに卒業する道重さゆみが話題となっているし、僕としても悲しいところなのですが、これってAKBのあっちゃん卒業と同じような感じなんですよね。両方とも、グループをひっぱってきたキーパーソンの卒業という意味で。もちろん、プロデューサーからも局が送られました。それらを見て、僕なりの観点から比較してみます。

モーニング娘。'14 道重さゆみの場合。

 


道重さゆみ 『シャバダバ ドゥ~』(Sayumi Michishige[Shaba Daba Do ...

最新作「TIKI BUN」は、完全に道重卒業を謳ったものだと感じました。

3曲シングルのタイトル曲TIKI BUN」は、道重さゆみの存在を謳った曲で、歌詞には次のようなフレーズが入っています。

炎上したって何も恐れない
その全部に嘘がないならいい
君が創造(うみ)だしたんだし

TIKI BUN - モーニング娘。'14 - 歌詞 : 歌ネット

 まさしく、ロンハーとかで道重爆弾と騒がれ、バラエティに出て、「モーニング娘。ってさゆみんしか知らない状態」を表しているのかなぁと。出典は不明ながら、この曲のフォーメーションも、後列の道重が前列に出てくるのを表現しているというのも、見どころのひとつ。

「見返り美人」は道重以外の歌う、センパイへのメッセージソング。つんく作詞作曲でないところから見ると、これからの方向性の変化も示している? 

この世は浮世絵 夢か幻
凛とたたずむ 先輩でした

見返り美人 - モーニング娘。'14 - 歌詞 : 歌ネット

そして、道重ラストソロの「シャバダバ ドゥ~」は、本当に道重さゆみの可愛らしさやこれまでを振り返る内容。歌声にはやっぱり機械処理されてますが、PVの可愛らしさや歌詞のユーモアにはやっぱりクスリとさせられるし、シャバダバ言ってるだけなのに成立してしまうのは道重さゆみ、卒業曲という名前が明確だからだと感じます。

シャバダバドゥ〜 - モーニング娘。'14 - 歌詞 : 歌ネット

ということで、このCDはただ単なる道重礼賛ソング集であり、卒業がなければ発売されなかったであろう曲であり、きっと今後のコンサートでもあまり聴くことはないような気がします。チケット取れなかった…行きたかったな。

AKB48前田敦子の場合。 


【MV】夢の河 ダイジェスト映像 / AKB48[公式] - YouTube

 

あっちゃんの卒業も印象的でした。コンサートで絶頂期に突然の卒業宣言、スポーツ紙を賑わせ、総選挙にも出なかったし。その総選挙リード曲(出場しなかったのでもちろん歌っていない) はまったくあっちゃん卒業臭はないが、MUSIC STATIONはじめいろいろなコンサートでは、卒業ソング「夢の河」ピックアップされて歌っていました。

あっちゃんもそんなに歌が好きじゃなかったし、スカート、ひらりのソロも結構危うかったけど、表現力でどんどんカバーしていって、独特の味のある歌声で、僕は好きなんですよね。この曲。メロディの綺麗さに、あっちゃんソロ→全員(1期からあっちゃんを追いかけてきたメンバー)が入ってくる構成。

夢の河を渡った舟が
静かに岸に着く夜明け前
初めての大地に一歩
足を踏み出す

夢の河 - AKB48 - 歌詞 : 歌ネット

 あっちゃんの不安が「舟」として表現されつつも、前向きに表現されているのが印象的。これ以降、あっちゃんはAKBのコンサートには特別出演はすれど、AKBに入って歌うことはありませんでした。

AKBとしては、次のアルバムにもこの曲を入れてしまいましたが…。

 

次の足跡 Type A 通常盤(外付け特典なし)

次の足跡 Type A 通常盤(外付け特典なし)

 

 

AKBチームサプライズからのあっちゃん卒業。

旅立ちのとき 一般発売Ver. CD+DVD 重力シンパシー公演M11[cd+dvd]

旅立ちのとき 一般発売Ver. CD+DVD 重力シンパシー公演M11[cd+dvd]

 

 


「旅立ちのとき」MV / AKB48[公式] - YouTube

とはいえ、チームサプライズという特別グループで「あれ!?卒業したあっちゃんがいる!」となったのも事実。チームサプライズからは卒業してない、とかそういう問題なのか?と当時は思ったものですが、撮影時期の問題なんだろうな。あっちゃんがいてこそのAKBだった、と思う層をうまく取り込んだし、僕も取り込まれた、と。そして、やっぱり旅立ちの歌があって、これがまた切ない。

その後、前田敦子名義でシングルをたまに出す傍ら、女優業メインで活躍中。

両者の比較

  • モーニング娘。AKB48もメンバー入れ替えはある
  • 両者とも、メインメンバーの卒業者には卒業曲がある
  • あっちゃんは先駆者であり、後進へのメッセージが強調され、しかも卒業セレモニーは長期的なものであった。
  • さゆみんは後列から前列へ、モーニング娘。を再度前に押し出したストーリーが強調され、卒業セレモニーは次のアルバム*1で完結すると思われる。

AKB48が初の絶頂期からのセンター卒業、モーニング娘。は卒業を何度も経験している、という違いがやはる大きい。

あっちゃん後に不安があったからこそ分散していったのかなぁと。そして、実際に連続して卒業する人も多くて、その度に曲が作られて。となると、やっぱりバリエーションも限界があるものです。

全員がメインメンバーとも言えるモーニング娘。の場合、不祥事から抜けたメンバー以外はたいがい卒業ソング持ってますし、高橋愛ちゃんなんかも卒業シングルはだいだいてきにソロ入れたりしてましたね。道重さゆみの場合、それが大掛かりなプロモーションとされているといったところがこれまでのモーニング娘。陣とは違うところでしょうか。(なっちとかゴマキとかのときってここまでだったっけ?)
今後の活動をあえて未定にしたところも、この大掛かりさに拍車をかけたのかもしれません。

僕は両方とも好きですね。どっちがいいとか悪いとかではなく、彼女たちが前に進むために、グループの発展を願っていたという点、ここにかけては共通していますし、これからの活動(さゆみんは活動するか解らないけど)については応援したいです!!

14章~The message~(初回生産限定盤A)(DVD付)

14章~The message~(初回生産限定盤A)(DVD付)

 

追伸:アイドルのアンチとかやめませんか?「みんな努力はしている」という前提が当たり前すぎて怖い。確かに結果を残してナンボだってことは当然ながら、それに向かっての努力をしていないわけではないし、マスコミはそういう部分の切り取りにかけてはプロってるわけで。好きなモノは好き、嫌いなら無視すればいい。炎上商法とか言われるけど、そういうやり方はあまり僕は好きではないです。最後はどうでもいい話でした。苦笑

 

*1:次のモーニング娘。のアルバムもMessageってことで、かなり強調されていますが、本当にこれで終わりだと思われます。